狭小スペースのアイデア
たたみ1畳分の脱衣室に洗濯機を置いており、それだけで目一杯です。そこに小さくてもいいので手洗いや身支度できるようにしたいとご希望を頂きました。
コンパクトな手洗いを壁面を欠きこんむように設置し、壁面全体にはマグネット対応化粧ボードを貼りました。
panasonic「マグネット対応化粧ボード」の詳しい内容はこちら↓
たたみ1畳分の脱衣室に洗濯機を置いており、それだけで目一杯です。そこに小さくてもいいので手洗いや身支度できるようにしたいとご希望を頂きました。
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ここ金沢市の耐震改修工事に対する補助金は全国一です。(上限200万円 昭和56年以前の木造)
私たちも、よりも低価格で工事依頼していただけるよう、がんばっています。
金沢市は、古い町並みが魅力です。その一つが釉薬のつややかな黒瓦の街並み。
でもこの瓦が、耐震対策の観点としては建物を重くして、不利です。
加えて、冬の雪。建築基準法では「屋根雪を下す」ものとして1mで計算をしても良いことになっています。ところが、地域としては市内の大半が積雪1.5m、川上の方は2mです。最悪屋根雪が1.5mや2mで、地震を受けてしまうという悪条件も起こりうるわけです。せっかく耐震改修工事をするのであればご予算の範囲でギリギリではない計画、工事をしたいものです。
金沢市もこういう要素もあって、金沢市では限度額を引き上げているんですね。
耐震診断で建物の評点を出し、それを評点1.0以上にすることが補強計画と耐震改修工事の基本になります。「1.0以上」とは「一応倒壊しない」なので、本震と余震の間での避難ができるように、「命を守る」という目的です。地震が起きても、倒れない、住み続けられることを耐震の目的や、保証するものではありません。
そうは言っても望みとしては、1.5に近い数値にしたいものです。建物を長く住み繋ぎ、そうすることで町並みも残こせることが希望ですね。
さて、工事については、「住みながら補強する」ことを目指します。そうすることで工事費用も抑えられ、補助金の範囲で可能なケースもあります。いろいろな工法をその都度計画し、耐震改修工事の柔軟かつ、安価な工事を提案します。
オーニングを設置して南面の日差しを抑えて、前枠のメッシュスクリーンで日よけ・視線よけができました。
電動で開閉するようにしました。設置工事は1日で完了。
暑い夏、日差しを部屋の外でカットする事で室内の温度上昇を抑制。
別のお宅に付けた黄色い縦じまのオーニング(室内から見た様子)日差しを避けて省エネに。
新築時、お客様の希望でお庭に畑スペースをつくりました。
今年はトマト、キュウリ、枝豆、オクラの苗を植えたそうです。去年はナスにアブラムシがついたので今年はナスをあきらめたそうです。 野菜つくり、お子様と楽しんでいるようですね。美味しい野菜が育つといいですね。
金沢市は古い町なので、一家にひとつ井戸を持っていることもよくあります。
それでも、先日も供養をして、埋めていまったお客さまもいらっしゃいました。
駅近く、主要道路に面しているのでよく見かける井戸を紹介します。
海に近い大野町から。漆喰壁と瓦葺きの小屋に大切に点検しながら今も残しておられるお醤油やさんもあります。大野町は古き良き、木造建物が残るまちなみです。
火災に対する意識も歴史があるとわかります、今も絶やさない志も尊いです。
一般家庭のお客さまの中には北陸の冬、雪対策として融雪に使用しておられます。今でも井戸水は生活用水として健在です。
最後に、「いずれは使用することも念頭に、井戸を残して家を作りたい」というご希望でガーデニングを楽しみながら家の顔☺としてデザインしたいと、建てました。今も花壇にはお花が彩り大切にされています。
完成はご家族でご一緒にタイルを埋めたり、ワンちゃんの足型を付けたり。他にはない玄関アプローチとして井戸を囲んだ空間ができあがりました。
ちょっとあったらいいな、をニッチで叶えることはよくあります。
隙間、くぼみという意味合いですが、普段の生活の中で便利に、楽しくかわいく作ることで、気持ちが豊かになります。
ですから、設計中や建築中にも、高低差の隠された空間利用の提案や、デザインやアイデアを相談させて頂きます。
いくつかご紹介を。
毎年草刈りに時間を取られていたのでウッドデッキ近くだけ防草シートを敷いたものの、ピンで止めていても台風の時は飛んでいき回収。リビングからは草ボーボーが見えてイライラ。子供たちと遊べる庭にしたい!!
お庭の改修を決断
テントを張ってバーベキューが出来るように手前は石板を敷いて、奥には人口芝を敷きました。お気に入りの樹木を植栽。
工事後はイメージ通りスッキリして、リビングからの眺めも良くストレスフリーです。 休日はテントを張ってバーベキューしたり、子供たちとサッカーで遊んだり楽しく過ごしていますとの事。おうち時間も充実しているようですね。
図面だけでは全体のイメージしにくいので3Dパースを活用します。
お客様の色イメージを大切にして家電や家具の配置などを考慮して住まい始めた時のイメージを思い描きやすい様につくります。今回、2列型キッチンなので、家電の配置や回遊できるシンクユニットのイメージを感じてもらうため作成。 打合せ時はお客様のさらなるご要望など発展したお話が聞けたりします。
コンロ側の高さ85cmキッチン横のカウンターは高さ70cmに段落ちしてスタディーコーナーに。 その上の棚板には絵やご家族の写真などを飾るイメージです。 カウンターと棚板の間の壁には貼ったり剝がしたり自由なマグネット下地を入れてキッチンパネルに近い色合いのクロス貼を提案しました。
明るさを考慮して棚板の下部には照明器具を埋込み、配線レールを使った照明プランもわかりやすいように配置しました。
リフォーム工事に入ると、ほとんどの場合最初に今までお使いの住宅設備や、お部屋の壁・天井・床などの解体と撤去作業が始まります。
長年暮らした住まいには、知らない欠点があるかもしれません。解体して始めてわかります。
ユニットバスの取替のため、元のユニットバスを取り除いたら、なぜか外壁の内側には1面全く断熱材が入っていませんでした。もちろん、今回きちんと補填しました。
「断熱窓なのに、どおりで寒かった」と合点がいったそうです。
こちらは、鉄骨造の建物の例です。1階壁の下地材と、階段を支える柱が腐食し錆てボロボロ、落下している部分もありました。この壁面の外壁材に後付けでいろいろ取付ていましたので、その釘やビス穴から漏水していたようです。屋内側の配管からの水漏れはありませんでした。
「このままではある日階段が外れてしまうところ」だったかもしれません。
このように、工事中に発見したことは施主にご説明のうえ、修繕・改善させて頂きます。
今回、ご紹介するのは金沢市東部にお住まいの方からのご依頼です。
溜まった雨(あま)水を利用して、お庭の草木(鉢植え)に水をあげています。
小屋に雨樋を取り付けるに当たり、もっと上手く水をためる工夫は出来ないのかしら?
金沢市の補助制度を利用して、雨水タンク設置はいかがですか?
うれしいけど補助の申請や自己負担もかなりありそう!
メンテナンスに手間が掛かりそう!
もっと手軽に安価に雨水を効率よく集め、草花や植木に水をあげられないかしら?
そこで、私どもが提案して取付けさせたいただいたのが 『雨水取出し口』
普段は、樋のままの姿で、雨が降りそうになったら「パッコン」と開いて、ためる桶に。
今回は、小屋の軒の樋、竪の樋を設置依頼に合わせて設置しました。
DIYが得な方はご自身で。ご心配の方は私どもが。