転んでも…ただは起きぬ?災い転じて福にするには
当たり前のことなんですが、リフォーム工事は既存建物に手を加える工事です。
だからこそ、工事中には職人さんは注意を払っています。それでも、不慮のことは起こってしまいます。
今回は建物の傾きにより、アルミ枠に歪みが生じていたために、徐々に中のガラスは削れて(破損して)いたようで…
ぎりぎり耐えていたところにビート(ガラスを抑えるひも状のゴムパッキン)の交換作業をして、その時、事件が起きました😢
(ピシッ)「走った!」と職人さんの声が。
縦長な長方形の昭和レトロガラスの下部に弧を描く割れがぁぁぁぁ…
(こちらは貴重な「みどり」という型ガラスです。このように大きなサイズはなかなか替えがありません。)
さて、この災いをみんなで相談しました。いろいろなアイデアがありました中で、お客さまが「我慢する」「妥協する」ではない、思わぬ展開がありまして。
この家の、今は亡き飼いネコちゃんの愛らしい姿がステンドグラスとして蘇るというアイデアに行きつき、作家さんとご家族みなさんも加わってのお話合いで、ついに完成しました。
「ちょうど玄関脇のガラスなので、帰りを待っていてくれるよう」
歪んだ枠から、ガラスを外すのも大変でした。完成後のステンドグラスの厚さも増したガラスを入れるには、ガラス全体を削る作業が必要になりました。外すより何百倍も、作家さんはとても時間と労力がかかり、作品制作以外のご苦労をたくさんしていただきました。
その甲斐もあって、枠の中に納まった作品はとてもステキです✨
兎にも角にも、こうしてお迎えすることができたこと、一同「ホッと」しております。
ご家族の、大切な家にもうひとつ「福」が加わったようです。

屋内側デザイン画(赤崎氏)

屋外側デザイン画(赤崎氏)
